org-mode で英単語帳を作成・管理する

org-mode を利用して英単語帳を作成してみたらこれがとっても便利で、日々の英語学習の強い味方となっている。ポイントは「20090611」のように yyyymmdd 形式の日付をタグにして書き溜めておくこと。こうすれば後で「C-x h org-sort」でアルファベット順にソートすることもできるし、忘却曲線に則って「C-c a m 日付タグ」の検索で 1 日後、1週間後、1ヶ月後に復習していくのがとてもラクになる。d(^-^)

スクリーンショット

■やりかた
日々、学習した単語を以下のフォーマットで書き溜めていく。ファイルを開く方法は何でもいいけど org-mode + remember-mode か memo-pop を使うとラクかも。

* whine
  - Stop whining!
  - My children are whining about wanting toys always.

■ちょっとした工夫
自分の場合は日々の単語帳は memo-pop を使用して「dict-20090611.etxt」のようなファイルを自動生成してそこに書き留め、各「dict*.etext」ファイルから「dict.org」を生成する処理は別に(Makefile + cron を行った自動化で)行っている。辞書ファイルは結構大きくなりがちなので、書き込み処理(「dict-20090611.etxt」)と参照処理(「dict.org」)のファイルを分けることでパフォーマンスを(ちょっとだけ)あげ、また、編集上のミスが辞書に与えるダメージを減らす意図もあったりする。^^; 独自の拡張子 「*.etxt」 ファイルは org-mode + flyspell-mode で開くように auto-mode-alist で設定しておく。

Makefile

dict: $@*.etxt
  if [ -f $@.org ]; then rm -f $@.org; fi
  ls -l $@*.etxt  | sort -r -k8 | awk '{print $$NF}' | xargs -i cat {} >> $@.org

■ちょっとした工夫 その 2
speedbar と組み合わせるとちょっとした辞書のようにアルファベットの「見出し」を作ってくれてウレシイ。