雰囲気

なにぶん私自身の英語力と Perl の知識が貧弱なため、 Perl 6 の新機能などにいたる細部は理解できませんでしたが、ただ Larry の手を半分離れたコミュニティ指導という形でリリースされる形になるだろうというニュアンスだけは伝わりました。 そして、下の図にも示した通り、 Perl の歴史と他言語との比較を解説した箇所などは、非常にわかりやすく面白かったです。コンピュータ言語と自然言語との比較に及んでは "Studying Japanese is very difficult, and you do this easily!" などという発言で会場を和ませるなど、ところどころにユーモアを折り混ぜて退屈させないようにプレゼンを進めていくところは心憎いばかりです。E-Mail ならいざ知らず、大勢の人の前でのしゃべりを得意とするコンピュータな人ってなかなかいません。会場全体も UNIX 文化独特の Geek な(?)雰囲気を醸しだしていて、アットホームな空気の中、セッションは進んでいきました。