名著、再版

半年ほど前に中古で(しかも定価より高く!)購入した「対話による Common Lisp 入門」がいつのまにか再版されていた。ガ━━(゜ロ゜;)━━ン

でも個人的にとても良い本だと思っていたので、よかった。

Common Lisp の本だけど、多くの例はそのまま Emacs Lisp にもあてはめられる。先生と生徒のやりとりがとてもチャーミングで楽しく読み進められるし、オヤジギャグも多い(ここ重要)。

Lisp でも構造体を defconst で定義できるということをこの本ではじめて知ったし(しかも、コンストラクタ、アクセサは自動生成される!)他にも属性リストやハッシュなどを Lisp でどう定義/使用するかの点で学ぶことが多かった。

※ちなみに、これらのデータ構造については GNU Emacs リファレンスマニュアルにも書かれていない(手持ちの Emacs Lisp リファレンスマニュアル(May 1998) にはリスト、配列、ベクタのみの記述)。

また、この本の著者である栗原先生は、印税を全て国連児童期金(ユニセフ)に寄付しているそうです。それもすごい。(@д@;)

対話によるCommon Lisp入門

対話によるCommon Lisp入門

対話によるCommon Lisp入門 POD版

対話によるCommon Lisp入門 POD版